症状によって回数が異なる虫歯治療

歯の治療は遅れがちですが、虫歯の治療の回数は症状によって異なります。
1回の治療で完治する治療は1~3mmの初期の虫歯です。
1回の治療では虫歯を取り除いたあとに光で固まる樹脂を詰めます。
1~3mmの虫歯はほとんど自覚症状がなく健診で発見される程度の初期の虫歯です。
特に痛みがないという特徴がありますが、歯の中の神経が炎症を起こしていると1回では治療は困難です。
歯の部分のみを削って最小限の治療を行います。
治療回数が2~3回程度の治療では虫歯を取り除いた後に歯型を取って金属や被せ物を装着します。
虫歯の深さが2~5mm程度で自覚症状がないまたはあっても軽度で神経の治療が必要がありません。
4回以上必要な虫歯治療は神経にまで達する深い虫歯です。
治療するときには自覚症状がない場合もありますが、違和感や痛みが治療前に発生していることも多いです。
歯の神経を取ったり、歯の根の奥に膿が溜まっているなど歯の内部の治療も必要になることがあります。